社長メッセージ

経路探索エンジンの技術で世界の産業に奉仕する。

時代に先駆けて実現した日本初の「トータルナビゲーション」

徒歩、電車、自動車、バス、飛行機にいたるまで、さまざまな移動手段を自在に組み合わせた経路探索アルゴリズムは、私達が時代に先駆けて成功させた技術であり、以来、独自の「トータルナビゲーション」は、ナビタイムジャパンが世界に誇るコア技術です。
これにより、パソコンや携帯電話さえあれば、地図と時刻表を常に自分の手元に持つことができ、「個人」にとって最適なルートや所要時間を瞬時に表示できるようになりました。
さらに、磨き続けてきた経路探索エンジン技術や社会ニーズの変化に合わせて生み出されてきたさまざまなサービスは、他の追随を許さない進化を遂げています。

正確なナビゲーションで人生に有益な時間を作り出す

「時間=TIME」は人間が算出した世界標準の単位です。しかし私達は「一人の人生に与えられた、限りある時間」という、もうひとつの時間の流れの中でも生きています。
例えば、これまで行ったことのない場所へ行く場合、目的地を地図で探したり、乗り換えルートを調べたり、駅についたら最寄りの出口を個別の作業として探しているでしょう。私達の調査で、それらの時間を合計すると1日あたり約24~25分を要している計算となり、一生では平均1年ほどの時間になります。
ナビタイムジャパンは「トータルナビゲーション」により経路探索に関わるそのような無駄な時間を限りなくゼロに近づけ、正確な移動を実現することで、一人ひとりの限られた時間の中に、より有益な時間を生み出す新しい世界標準時間=「NAVITIME」の確立を目指しています。

世界のデファクトスタンダードを目指して

世界70億の人口の半分以上にあたる50億台以上の携帯電話が契約される現在、ナビタイムジャパンは国内はもとより、海外でもサービスを提供しています。そして今後、私達が目指しているのは、世界中の携帯電話のみならず、腕時計やメガネ、車、冷蔵庫、ロボットなど通信モジュールが搭載されるさまざまな端末で「NAVITIME」が利用され、あらゆるシーンにおいて誰もが安心して移動できる「ナビゲーションエンジンのデファクトスタンダードになること」です。その目標を達成することで、利便性と安全性という両面で社会貢献すると同時に、次の時代へ向けた新たな産業創出の原動力となることを願っています。

代表取締役社長大西 啓介