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『行程表クラウド by NAVITIME』「交通事故AI予測マップ」全国に対応、より危険度の高い事故の地点予測も可能に

『行程表クラウド by NAVITIME』
「交通事故AI予測マップ」の対応エリアを全国に拡大
AIモデルのアップデートで、より危険度の高い事故の地点予測も可能に

 株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、2023年10月13日(金)より、貸切バス対応の行程表作成Webサービス『行程表クラウド by NAVITIME』にて提供している「交通事故AI予測マップ」にて、対応エリアを全国に拡大し、さらに、より危険度の高い事故の地点予測ができるよう、事故予測のAIモデルのアップデートを行いました。

交通事故AI予測_全国対応_説明.png

 「交通事故AI予測マップ」では、警察庁の「交通事故統計情報のオープンデータ」をもとに、過去に事故が発生した道路の特徴(傾き・カーブの角度など)や、当社カーナビアプリのプローブデータから独自に算出した交通量や運転傾向といった特徴から、類似リスクを算出して、危険と思われる道路の位置や、危険な理由を地図上で確認できます。AIによる交通事故予測として唯一となる、大型車に絞った予測も可能です。
 本機能は2023年1月31日(火)より東京都・神奈川県の道路を対象にサービス提供していましたが、今回、対応エリアを全国に拡大します。

 合わせて、より危険度の高い事故の地点予測ができるよう、事故予測のAIモデルのアップデートを行いました。これまでは、事故危険度としてAIに予測させるデータに事故件数データを使用し、危険度を低・中・高の3段階のアイコンで表示していましたが、より注意を払うべき危険度の高い事故にフォーカスして注意喚起ができるよう、予測対象を交通事故での死傷者数データに基づいた危険度に変更し、アイコンも「AI予測事故注意地点」の赤いアイコン1種のみを表示するようにしました。
 また、これまでは事故危険予測地点の確認には、事故予測地点を表示する地図に手動で切り替える必要がありましたが、今後は、地図をズームするだけで自動的に「AI予測事故注意地点」アイコンが表示されるようになります。

 実際に過去に発生した事故の傾向を分析して予測し、行程表作成の段階で、類似した危険性のある地点を把握できるようにすることで、ルートや行程の変更を検討したり、運転時の注意喚起を行うなど、より安全な行程の作成や安全運転を支援し、事故削減に貢献できればと思っております。

交通事故AI予測_全国対応.png

■関連プレスリリース
(2022年7月28日)貸切バス対応の行程表作成ができる新サービス『行程表クラウド』を提供開始
(2023年1月31日)『行程表クラウド』、「交通事故AI予測マップ」提供開始

■『行程表クラウド by NAVITIME』について
『行程表クラウド by NAVITIME』は、旅行会社や貸切バス事業者向けの旅行業務支援クラウドサービスです。ナビタイムジャパン独自のプランニング技術や大型車向けナビゲーション技術、また保有するスポットデータや交通データなどを活用し、個人・団体旅行、MICE等における行程表作成をサポートいたします。貸切バス(大型・中型・小型)を含む車と、公共交通、徒歩、自転車を組み合わせたルート検索に対応。業務効率化を支援することで観光業界の活性化に貢献します。

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