ニセコ町国際ICTリゾートタウン化推進協議会 冬季共同トライアルWi-Fi実証実験
※本リリースは、ニセコ町および参画各社、団体による共同発表です。各社、団体より重複して配信される場合がございますがご了承ください。
2012年12月19日
北海道ニセコ町
東日本電信電話株式会社
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
株式会社協和エクシオ
シスコシステムズ合同会社
株式会社ナビタイムジャパン
ニセコビレッジ株式会社
国立大学法人 北海道大学文学研究科 橋本教授
ニセコ町国際ICTリゾートタウン化推進協議会 冬季共同トライアルWi-Fi実証実験
~ナビタイムジャパン、ニセコビレッジスキーリゾート専用スマートフォンアプリを提供開始~
ニセコ町は、国際ICTリゾートタウン化構想の具現化に向けて、東日本電信電話株式会社、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社、株式会社協和エクシオ、シスコシステムズ合同会社、株式会社ナビタイムジャパン、ニセコビレッジ株式会社、北海道大学文学研究科
橋本教授と相互に協力し、冬季共同トライアルとして、ニセコビレッジスキーリゾートにて、屋外無線LAN設備の耐風雪試験、Wi-Fi/GPSログデータを2次活用することによるスキー顧客の動行調査、その有効性確認を行います。
Wi-Fiアクセス及びスマートフォンアプリケーションは2013年1月19日より、3月末までサービスされる予定です。
冬季共同トライアル Wi-Fi実証実験
①ニセコビレッジスキーリゾートへ訪問する観光客に対して、無線LAN環境を提供
ニセコビレッジリゾートのゴンドラ麓駅エリア、山頂エリアに無縁LANサービスを展開しています。
山頂エリアへのインターネット回線接続は麓ヘリポートとパトロール室間 3.3KmをWi-Fiブリッジで接続する事で実現しています。
山頂エリア内の接続は、Wi-Fiブリッジに加え、Wi-Fiメッシュ技術を利用する事により、自然公園内の新たな配線工事を必要とすることなく実現されています。
各デバイスの接続状況は天候データ等と併せ1時間おきに計測しており、冬季を通しての耐風雪性能を確認します。
②スキー場専用のスマートフォンアプリを開発し,利用者に提供
「ニセコゲレンデMAP」アプリは、スマートフォン上でニセコ全山のゲレンデマップをスクロールや拡大して表示することが可能で、GPS機能を利用し、現在地をマップ上で確認できます。
利用者に「ニセコルール」の情報提供や「なだれ情報」を提供しスキー場の安全運営に寄与します。
アプリは日本語、英語、韓国語、中国語で情報提供を行います。(なだれ情報は日本語と英語のみ)
※アプリケーション名「ニセコゲレンデMAP」:2013年1月19日より iOS対応アプリをサービス開始、2月中旬よりAndroid対応アプリをサービス開始予定
③アプリ利用者の行動ログを取得し、行動情報分析調査を実施
アプリ利用者の行動を統計的に分析し、新たな観光政策や減災政策を模索します。
本実証実験により、本政策の付加価値を検証し、将来に向けて、クーポン発行効果、利用客数、顧客期待値などの情報から自立ビジネスモデルを模索します。
実施体制
今回の共同トライアルは、プロジェクトを産官学で取り進める共同型実証実験となります。
名 称 |
主 た る 役 割 |
東日本電信電話株式会社 |
プロジェクトマネージメント、全体構想取りまとめ及び回線提供 |
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 |
インターネット及びクラウドサービス提供 |
株式会社協和エクシオ |
Wi-Fi設備設置工事設計及び施工 |
シスコシステムズ合同会社 |
Wi-Fi設備提供、設計及び運用管理 |
株式会社ナビタイムジャパン |
アプリケーション開発及び運用管理 |
ニセコビレッジ株式会社 |
フィールド提供 |
国立大学法人北海道大学文学研究科 橋本教授 |
各種データ解析、レポート |
l 国際リゾート地として多言語的コミュニティによる活性化が必要であり、ITを活用したインフラ整備を進めます。
l 多言語化、ポータル化、コンテンツの新鮮さ等質の向上を図り、質の高い公衆無線LAN整備を行い、国際的に対応できる多言語的環境の構築を進めます。
l 国際リゾート地としての地域ブランド力向上につなげて行きます。
《お問い合わせ先》
ニセコ町 企画環境課経営企画係
担当: 課長 福村 一広
不在時:
主任 佐々木一茂
〒048-1595 虻田郡ニセコ町字富士見47番地
TEL 0136-44-2121(内線131)
FAX 0136-44-3500
E-mail
kikaku@town.niseko.lg.jp