『2018ナビタイム スポット検索ランキング』を発表
2018年12月12日
株式会社ナビタイムジャパン
『2018ナビタイム スポット検索ランキング』を発表
~総合1位は「東京ディズニーランド」に!訪日客には「京都錦市場商店街」「黒門市場」が人気、
電車・バス・車・トラック・バイク・自転車など移動手段別の検索傾向や、季節・時間帯別の人気スポットを紹介~
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西啓介、本社:東京都港区)は、『2018ナビタイム スポット検索ランキング』(https://www.navitime.co.jp/pcstorage/html/spotranking2018/)を発表いたします。
本ランキングは、当社が提供する「NAVITIME」をはじめとするナビゲーションサービスにおいて、2018年に目的地として検索されたスポットなどをもとに集計した結果です。お出かけの際の参考情報としてお役立ていただき、お客さまの楽しい移動をサポートすることを目的としています。
■総評
2018年の人気スポットTOP100の第1位は、昨年に引き続き「東京ディズニーランド」になりました。第2位は昨年より1つ順位を上げた「伊勢神宮内宮」、第3位は順位を2つ上げた「幕張メッセ」です。上位9位までのスポットの顔触れは昨年と変わりありませんが順位変動が見られました。
季節別、時間帯別、交通手段別の検索結果を見てみると、四季折々の移ろいや、時間帯別の行動パターン、交通手段ごとに特色あるスポットがそれぞれランクインするなど、人々の行動様式が検索に色濃く反映されていることが想像できる結果となりました。
訪日外国人の検索では、昨年からランクインしている有名観光地に加え、新たに「京都錦市場商店街」、「黒門市場」、「梅田スカイビル 空中庭園展望台」などがランクインし、具体的なスポットをピンポイントで検索する傾向が見られるようになりました。
ナビタイムジャパンでは、複数の交通手段を組み合わせて目的地までの最適な経路を案内するサービスを提供しています。今後は、MaaSの進展、モビリティの進化により、複数の経路を組み合わせることでより行きやすくなるスポットが出現することも予想されます。さまざまな角度で分析行い、時間帯や季節など状況や環境に応じた最適な経路を案内するサービスをこれからも探求し、提供して参ります。
各ランキングの詳細は、下記の通りです。
(別紙でもご確認いただけます https://ntj.box.com/s/fij7hcfb77pxaotg3qg83h1st3cjxdej)
1.『目的地検索スポット総合』TOP100
2018年の人気スポットTOP100の第1位は昨年に引き続き「東京ディズニーランド」(東京都)でした。第2位は昨年より1つ順位を上げた「伊勢神宮内宮」(三重県)、第3位は順位を2つ挙げた「幕張メッセ」(千葉県)という結果になりました。上位9位までのスポットの顔触れは昨年と変わりありませんが順位変動が見られました。また、「山中湖」(山梨県)は昨年の93位から今年は31位と最も大きく順位を上げました。他にも「伏見稲荷大社」(京都府)が61位から29位、高千穂峡(宮崎県)が52位から21位、富士山(山梨・静岡県)が70位から46位と大きく順位を上げており、外国人に人気のスポットが脚光を浴びることで、日本人にもそのスポットの良さが再認識されているのではないでしょうか。
各スポットの詳細はこちらをご参照ください
※ 同順位:→、昨年が101位以下:-
※ 「昨年」「傾向」の欄が「-」は昨年集計圏外だったスポットです。
2.『交通手段別目的地検索スポット』TOP20
多くの交通手段においてランキング上位に顔を連ねる「東京ディズニーランド」や「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」といったテーマパークや大型イベント施設、日本を代表するその屈指の集客力はさまざまな交通手段においてもアクセスできるという点によっても支えられているのではないでしょうか。交通手段別に特徴が出たスポットに着目すると、バスで第2位の「清水寺」。京都はバスによる観光が発達している都市ですが、清水寺へのアクセスにも多数の路線バスが運行されており、清水寺の境内に駐車場が無いという点からも、バスで向かう人が多いことが伺えます。
また、電車とバスでは公共交通網が密集する東京圏や近畿圏が上位を占めますが、車のランキングに目を向ければ、車でアクセスするのが便利な各地方の有名観光地や景勝地がランクインします。他にはトラックでは、テーマパークや大型イベント施設が上位と、この傾向は電車やバスと同じですが、こちらは人流ではなく物流であると想像でき、こうしたイベント開催の裏側では、荷物を搬送するためのトラックもフル稼働しており、トラックにおいても非常に検索数が多い施設と言えるでしょう。
一方のバイクや自転車では、景観の綺麗なルートや観光地、そのルート沿いにある施設がよく検索されているようで、走ること自体を楽しめるようなスポットが上位を占めます。
電車の部
バスの部
車の部
トラックの部
バイクの部
自転車の部
徒歩の部のランキング、スポットの詳細はこちらをご参照ください
3.『季節別急上昇スポット』TOP20
春は桜、秋は紅葉など四季折々の風情を楽しめる日本、ここでは、2017年と比較して季節別に検索数の増加率が高い順にランキングを作成しました。春は、29.7%増加した「興福寺」(奈良県)が第1位になりました。2018年1月1日から国宝館がリニューアルされ、10月に約300年ぶりに復元された「中金堂」の一般拝観が開始されたことなどが検索の増加に影響したのではないかと考えられます。Pick upスポットは、堀の中をボートで遊覧しながら桜を楽しむことができる「千鳥ヶ淵縁道」(東京都)を挙げました。
夏は、27.5%増加した「さいたまスーパーアリーナ」(埼玉県)が第1位になりました。8月24日~26日に開催された「Animelo Summer Live 2018」は、世界最大級のアニソンライブイベントとして有名で、検索急上昇の最大の理由の1つと考えられます。Pick upスポットは、砂浜を真夏の太陽を浴びながら自動車やバイク、自転車で走行することができる「千里浜なぎさドライブウェイ」(石川県)を挙げました。
秋は、芸術の秋と20.4%増加した「森美術館」(東京都)が第1位になりました。10月から15周年記念展「カタストロフと美術のちから展」を開催し、注目を集めるなどが影響したのではないかと考えられます。Pick upスポットは、カルデラ湖面に映る紅葉した姿が美しい「榛名山」(群馬県)を挙げました。
冬は、13.2%増加した「鳥取砂丘」(鳥取県)が第1位になりました。1月から2月は雪の降る日が多く、視界一面に真っ白な雪景色が広がります。青空と雪景色のコントラストが美しく、場所によっては30センチ以上積もったようです。また、SNSで雪景色が投稿されたことから注目を集めるなどしました。Pick upスポットは、参道から785段の石段を登って参拝する「御本宮」(香川県)を挙げました。正月三が日には20万人が参拝に訪れるようです。
4位からはこちらをご参照ください
※各季節の集計期間:春(3~5月)、夏(6~8月)、秋(9~10月)、冬(1~2月)
4.『時間帯別人気スポット』TOP20
4位からはこちらをご参照ください
5.『外国人観光客に人気のスポット』TOP20
訪日外国人の検索では、昨年からランクインしている有名観光地に加え、新たに「京都錦市場商店街」、「黒門市場」、「梅田スカイビル 空中庭園展望台」などが顔を出し、具体的なスポットをピンポイントで検索する傾向が見られるようになりました。
第1位は「大阪城天守閣」(大阪府)で、3年連続で年間来館者数最大記録を更新していることからも、その人気ぶりが伺えます。特に天守閣から眺める大阪の景色や、大阪城を背景に「日本らしい」写真を撮れること、城内の博物館で日本の歴史を学べる点などが、人気の理由のようです。第2位は、昨年同様「東京タワー」(東京都)でした。世界中で大人気の漫画・アニメ「ONE PIECE」の常設アトラクションは、とりわけ人気のあるスポットです。第3位は、昨年同様「鹿苑寺(金閣寺)」(京都府)で国内に数多ある寺社仏閣な中でも、金色に輝く特徴的な外観が魅力です。その美しさから「金閣」を背景に写真を撮る外国人も多いようです。
※ 同順位:→、昨年が101位以下:-
※ 「昨年」「傾向」の欄が「-」は昨年集計圏外だったスポットです。
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