『NAVITIME API』のカーナビ・プローブ情報を研究開発向けに提供。渋滞回避と観光振興に関する実証実験に協力
2019年7月4日
株式会社ナビタイムジャパン
『NAVITIME API』のカーナビ・プローブ情報を、研究開発向けに提供
渋滞回避と観光振興に関する実証実験に協力
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、東洋大学 情報連携学部楽 奕平助教が進める研究開発のうち、2019年7月6日(土)より実施する実証実験に、カーナビアプリのプローブ情報※1を法人向け『NAVITIME API』として提供いたします。
本実験では、東洋大学 情報連携学部楽 奕平助教が用意する専用のスマホアプリにて、渋滞予測や観光施設の情報を、ドライブ観光客に人気の八ヶ岳観光エリアを走行するユーザーに対して配信します。そうした情報配信によって、渋滞を避けてゆっくり観光地を楽しむ、周辺観光施設へ立ち寄るといった、「渋滞を避けて時間を有効活用する」解決方法における情報配信の有効性を検証します。今回、楽助教が進める日本学術振興会科学研究費助成事業「リアルタイムの情報提供による自律的な不便益回避と観光行動の誘発に関する実証研究」(課題番号「JP 18K18286」)に、ナビタイムジャパンの『NAVITIME API』が採用されました。
『NAVITIME API』とは、徒歩・公共交通ナビゲーションアプリやカーナビアプリなどナビタイムジャパンが個人向けサービスで提供するルート検索や地図表示などの機能をAPIとして、法人向けに提供するサービスです。企業・官公庁・教育・研究機関等で活用されています。このうち、カーナビアプリにて取得された走行データをもとにしたプローブ情報について、幹線道路だけでなく生活道路まで含めて情報を配信できることが評価され、本実験への活用に至りました。『NAVITIME API』を活用することで、渋滞情報の地図表示、渋滞を避けるルート検索が可能になります。
今後も『NAVITIME API』では、交通に関する情報配信機能を強化し、交通を改善・最適化する取り組みを支援してまいります。
※1『カーナビタイム』や『NAVITIMEドライブサポーター』などナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリ利用者に同意の元ユーザーから送信されるGPS測位データを活用し生成する交通情報です