プレスリリース/
おしらせ

年別一覧

『2019ナビタイム スポット検索ランキング』を発表

2019年12月11

株式会社ナビタイムジャパン


『2019ナビタイム スポット検索ランキング』を発表

~総合1位は「伊勢神宮内宮」に!訪日客には2年連続で「大阪城天守閣」が人気!

電車・バス・車・トラック・バイク・自転車など移動手段別の傾向や、季節・時間帯別の人気スポットランキングも!~


 株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西啓介、本社:東京都港区)は、『2019ナビタイム スポット検索ランキング』(https://www.navitime.co.jp/pcstorage/html/spotranking2019/)を発表いたします。

 本ランキングは、当社が提供する『NAVITIME』をはじめとするナビゲーションサービスにおいて、2019年に目的地として検索されたスポットなどをもとに集計した結果です。お出かけの際の参考情報としてお役立ていただき、お客さまの楽しい移動をサポートすることを目的としています。
pc-top-image.png
■総評
 「平成」から「令和」への改元により新たな時代の幕開けとなった2019年の目的地検索スポットTOP100では、2009年のランキング発表開始以来、初めて「伊勢神宮内宮」が第1位に輝きました。第2位は昨年より1つ順位を上げた「幕張メッセ」、第3位は順位を2つ上げた「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」となりました。また、100位中32スポットは、昨年圏外だったスポットがランクインしており、昨年とはまた違った傾向の見られるランキングとなりました。
 全体的に歴史や景勝地、アミューズメント施設などが多いことから、時代の流れが「モノ消費からコト消費」へシフトしている傾向が見られます。商品自体に価値を見出す消費傾向から、商品やサービスから得られる体験を重視した風潮です。
■『2019目的地検索スポット 総合ランキング』TOP100
 2019年の人気スポットTOP100では三重県伊勢市の「伊勢神宮内宮」が第1位に輝きました。2000年という長い歴史を有し、125の宮社からなる伊勢神宮のランクアップには、「平成」から「令和」への改元なども要因といえるでしょう。全体を通じてみても、お稲荷さんの総本宮「伏見稲荷大社」や、「浅草寺」、鎌倉大仏のある「高徳院」、「熱田神宮」など神社や寺院の急上昇が目立ちます。
 また、「東京ドーム」や「京セラドーム大阪」に加え、「ナゴヤドーム」、「メットライフドーム」などのスポーツ観戦施設もランクアップしています。
総合TOP100_プレス&MTアップ用.png
2. 『交通手段別目的地検索スポット』TOP20(電車、バス、車、トラック、バイク、自転車、徒歩)
 様々な交通手段別の専用ナビゲーションアプリを提供するナビタイムジャパンならではの、電車、バス、車、トラック、バイク、自転車、徒歩の7種の交通手段別の検索結果を集計しました。2018年より発表を開始し、今年からは昨年比の傾向がわかるようになりました。
2-1.電車
 電車部門では、「東京ビッグサイト」や「東京ドーム」、「横浜アリーナ」など公共交通網が密集するスポットが多数ランクインしました。東京や神奈川、大阪や京都などの大都市圏が集中しているのも特徴です。
交通手段別TOP20_電車_プレス&MTアップ用.png
2-2.バス
 「東京ビッグサイト」や「東京ディズニーランド」、「幕張メッセ」などの大型施設が上位にランクインしていることから、多くの来場者を見込んでいるスポットには交通手段が充実していることがわかります。最寄りの駅だけでなく、主要駅からの直通バスが運行していることも要因といえるでしょう。大型施設に向かう際はバスの経路を検索してみるのもいいかもしれません。また、京都の観光地も多数ランクインしており、バスで観光している様子が伺えます。
交通手段別TOP20_バス_プレス&MTアップ用.png
2-3.車
 車部門では「伊勢神宮内宮」や「出雲大社」、「白川郷」、「福井県立恐竜博物館」など最寄り駅から少し距離のあるスポットが多くランクインしました。早朝に到着したいテーマパークや、たっぷりお買い物を楽しみたい「御殿場プレミアム・アウトレット」など車ならではのメリットがいかせるスポットが多いのも特徴です。
交通手段別TOP20_車_プレス&MTアップ用.png
2-4.トラック
 「東京ビッグサイト」や「幕張メッセ」などが上位にランクインしていることから、大型イベントの裏側では物流トラックがフル稼働していることが伺えます。全国各地の道の駅やサービスエリアが多いのも納得です。
昨年に引き続き、道の駅も、8スポットがランクイン。これは長距離運転の休憩に道の駅を目的地に設定するドライバーが多いためと考えられます。
交通手段別TOP20_トラック_プレス&MTアップ用.png
2-5.バイク
 明確な目的地を定めず、ただ無心で走ることが楽しいというライダーの方も多いのではないでしょうか。「ビーナスライン」や「江の島」、「大観峰」など、ピンポイントではなくエリア全体を示すスポットが多いのは、バイク部門ならではの特徴です。5位へと急上昇を遂げた栃木県の「安住神社」は、交通と航海の神様をお祀りしていることから「バイク神社」として親しまれている神社です。
交通手段別TOP20_バイク_プレス&MTアップ用.png
2-6.自転車
 2018年は湖や橋など自然豊かなスポットが上位にあがった自転車部門。今年は上位3位が入れ替わり、「東京ディズニーランド」や「東京スカイツリー」など首都圏の観光施設に人気が集まりました。3位の「江の島」のランクインは、今夏よりシェアサイクルの実証実験が開始となったことも要因として考えられます。自転車部門の常連ともいえる「ヤビツ峠」はヒルクライムのメッカとなっています。
交通手段別TOP20_自転車_プレス&MTアップ用.png
2-7.徒歩
 電車部門に続き徒歩部門でも交通網が充実した首都圏のスポットが目立ちます。電車に比べると、「アメリカ村」や「アメ横」、「新大久保コリアンタウン」など歩いて楽しむスポットが多いのが徒歩部門の特徴。気になるお店を覗いてみる、人気のグルメを楽しむなど、気の赴くままに動き回れるのが徒歩の魅力です。
交通手段別TOP20_徒歩_プレス&MTアップ用.png
3.『時間帯別人気スポット』TOP20
 時間帯に応じて、行動様式は変化します。ここでは、各時間帯別にそれぞれ検索されるスポットをランキングとしてまとめました。朝と昼のランキングは、2018年に比べてスポット自体の変化は多くありませんが、全体的にコンベンションセンターやコンサートホールなどイベントホールが多くランクインしました。またスタジアムやドームなどスポーツ施設が多かったのも特徴です。
 また、昨年に引き続き夜の時間帯には映画館が、深夜・早朝にはゴルフ場が多くランクインしています。
時間帯別TOP20_朝昼_プレス&MTアップ用.png
時間帯別TOP20_夜深夜早朝_プレス&MTアップ用.png
4. 『季節別急上昇スポット』TOP20
 2018年の平均値と比較して、今年、検索数の増加率が高かったスポットを、季節別にランキングにした「季節別急上昇スポットランキング」では、春の「目黒川の桜並木」や秋の「十和田湖」、冬の「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」など、日本の四季のイベントが顕著に結果に現れました。
 また「平成」から「令和」へと元号が改められた2019年。2018年に比べて「東京大神宮」や「皇居」、「生田神社」などが急上昇しました。
季節別TOP20_春夏_プレス&MTアップ用.png
季節別TOP20_秋冬_プレス&MTアップ用.png
5. 外国人観光客に人気のスポットランキング
 訪日外国人観光客の検索では、2年連続で「大阪城天守閣」が1位となりました。充実したFree Wi-Fiスポットや戦国武将の兜を身に着ける試着体験など、気軽に日本らしさが体験できるのも人気の理由のようです。各国の首脳が一堂に会するG20サミットでも、大阪城を背景に記念撮影が行われました。
外国人TOP20_プレス&MTアップ用.png
■『2019ナビタイム スポット検索ランキング』について
集計対象:『NAVITIME』『PC-NAVITIME』『NAVITIMEスマートフォンサイト』『NAVITIMEドライブサポーター』『カーナビタイム』『ツーリングサポーター』『自転車NAVITIME』『バスNAVITIME』『トラックカーナビ』訪日外国人向けナビゲーションアプリ『Japan Travel by NAVITIME』のほか、ナビタイムジャパンの提供する国内向けの全サービスでの検索データ
集計期間:2019年1月1日(火)から2019年10月31日(木)
凡例:「-」昨年のランキングで集計圏外
※ ランキング内のスポット名称はサービス内で使用されている名称であり、正式な名称とは異なる場合があります。
■法人のお客様からのお問い合わせ
ナビタイムジャパンの交通コンサルティング事業では、本プレスリリースの分析結果、道路交通や公共交通、訪日外国人観光や国内観光などについて、移動に関する各種ビッグデータを用いた分析を行っています。
株式会社ナビタイムジャパン 交通コンサルティング事業
TEL:03-3402-0827
Email:consulting-group@navitime.co.jp
「NAVITIME」「ドライブサポーター」「カーナビタイム」「ツーリングサポーター」は、株式会社ナビタイムジャパンの商標または登録商標です。
その他、記載されている会社名や商品名等は、各社の商標又は登録商標です。