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新東名の6車線化事業および最高速度規制の引き上げによる影響調査結果を発表

2021年2月8日

株式会社ナビタイムジャパン


新東名の6車線化事業および最高速度規制の引き上げによる影響調査結果を発表

~普通車の所要時間は平均約4分短縮し、平均速度が上昇。大型貨物車は変化なし~


 株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西啓介、本社:東京都港区)の交通コンサルティング事業は、新東名高速道路の6車線化事業および最高速度規制120km/hの本格運用開始に伴う影響調査の結果を発表します。

 6車線化事業とは、新東名高速道路の御殿場JCT~浜松いなさJCT間にて、4車線(片側2車線)から6車線(片側3車線)に広げる工事のことで、2020年12月22日(火)に完成しました。ダブル連結トラックやトラック隊列走行の安全確保や物流効率化、高波によるE1 東名の通行止め時やリニューアル工事実施時の安定的な交通確保のほか、交通混雑期を中心に発生している渋滞の解消や事故率の低減による安全性の向上が期待されます。
 また本事業化の完成に伴い、同日より御殿場JCT~浜松いなさJCT間にて最高速度規制120km/hの本格運用が開始されました。

 本分析では、6車線化事業区間を対象とし、当該区間を東京方面に走行した車両の所要時間と平均速度を普通車と大型貨物車に分けて分析しました。走行実績データについては、ナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリ(『カーナビタイム』、『トラックカーナビ』他)から取得したデータを活用しています。施策実施から約1ヵ月後の2021年1月25日(月)~29日(金)を基準に、1年前の2020年1月20日(月)~24日(金)および半年前の2020年7月6日(月)~10日(金)と比較しています。

■分析内容
1、所要時間の変化(普通車・大型貨物車)
2、平均速度の変化(普通車)

1、所要時間の変化 ~普通車の所要時間は平均約4分短縮~
 浜松いなさJCTから東京方面への御殿場JCTまでを5区間(①浜松いなさ→森掛川、②森掛川→島田金谷、③島田金谷→新静岡、④新静岡→新富士、⑤新富士→御殿場)に分け、区間毎の所要時間を車種別に分析しました。
 普通車は2020年1月と比較し、全区間で所要時間が短縮しており、特に「④新静岡→新富士」間で1分以上短縮しています。また、総延長では約4分短縮していることから、6車線化・最高速度規制引き上げの効果が一定数あることが考えられます。一方、大型貨物車は最高速度規制の引き上げ対象外となっており、所要時間に変化は見られませんでした。

図1_所要時間の変化_プレスリリース.png

図2_分析対象区間_プレスリリース.png

2、平均速度の変化 ~普通車は平均速度が上昇~
 所要時間の分析で変化の見られた普通車を対象に、浜松いなさJCT~御殿場JCTまでを5区間(①浜松いなさ→森掛川、②森掛川→島田金谷、③島田金谷→新静岡、④新静岡→新富士、⑤新富士→御殿場)に分け、区間毎の平均速度を分析しました。1年前に比べると、120km/h試行運用区間を含む全ての区間で速度の上昇が見られました。最も東京寄りの「⑤新富士→御殿場」では、平均速度が他の区間に比べて低い傾向が見られます。
 なお、大型貨物車は最高速度規制の引き上げの対象外となっており、平均速度に変化は見られませんでした。

図3_区間毎の平均速度_プレスリリース.png

●自動車の走行実績データについて図9.png
ナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリ『カーナビタイム』、『ドライブサポーター』、『トラックカーナビ』等において、同意を得たユーザーを対象に、GPSにより1~6秒間隔で取得された車両ごとの走行実績データです。ユーザーを匿名化した上で、取得したプローブデータを交通量・交通流分析/所要時間・速度分析/走行挙動分析などに利用することが可能です。

・主な特長
  -分析用途に応じて提供フォーマットの調整ができる                
  -走行実績を把握できる
  -様々な車種のデータを取得できる

●「交通コンサルティング事業」について
ナビタイムジャパンの交通コンサルティング事業では、道路交通や公共交通、国内観光や訪日外国人について、移動に関する各種ビッグデータを活用した分析を行っています。
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