移動エコ活アプリ『moveco<ムブコ>』、ゼロカーボンを目指す自治体向け連携プランを提供開始
2024年2月29日
株式会社ナビタイムジャパン
移動エコ活アプリ『moveco<ムブコ>』
ゼロカーボンを目指す自治体向け連携プランを提供開始
無料トライアルの参加自治体を募集!
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、2024年2月29日(木)より、移動エコ活アプリ『moveco<ムブコ>』にて、自治体連携プランを提供開始します。あわせて、無料でトライアル利用いただける自治体の募集を開始します。
『moveco<ムブコ>』は、2022年10月に提供開始した、日常の移動をしながらマイルをためるアプリです。徒歩・自転車・電車・フェリー・バス・飛行機・車の7種類から移動手段の推定を行い、二酸化炭素(CO2)排出量を可視化します。環境負荷の低い移動方法を選択したり、エコスポットに行く・エコに関する記事を閲覧する、などでさらにマイルを追加することができ、アプリを使いこなすことで、持続可能な社会の実現に貢献できるサービスです。たまったマイルは、環境保全やSDGsに取り組む団体へ寄付したり様々なギフトと交換することもできます。
■背景
昨今、地球温暖化や気候変動など環境課題が深刻化しており、環境省からも「地球温暖化推進法」改正(2050年に温室効果ガス排出をゼロにすることが明記)され、地方自治体においても、施策目標の達成や持続可能な社会の実現を目指す取り組みが促進されています。
環境省の発表※1によると、家計関連のCO2排出量が全体の14.7%あり、自治体の環境施策としても、住民の現状把握や住民向けの取り組みが検討されています。また、国立環境研究所のデータ※2では、家庭からの排出量内訳は、電力に次いでガソリンが2番目に多く、全体の約4分の1を占めています。移動手段を自家用車から公共交通機関に切り替えることで、輸送量当たりのCO2排出量を半分以下にまで削減できることも示されています※3。
これらの状況を踏まえて、毎日の「移動」からエコ意識の造成につながる仕組を検討しました。
ナビタイムジャパンの強みである経路探索技術を活用することにより、地域住民の方が環境負荷に関心を持つきっかけになり、環境に優しい移動手段を選択する方が増え、脱炭素化の一助になればと考えております。
※1 環境省「2021年度温室効果ガス排出・吸収量(確報値)概要」(P.5)
※2 国立環境研究所「日本の温室効果ガス排出量データ 確定値(1990~2021年度)」(シート11)
※3 国土交通省「運輸部門における二酸化炭素排出量」(令和5年5月17日更新)
■『moveco<ムブコ>』自治体連携プランについて
ナビタイムジャパンが提供する、移動エコ活アプリ『moveco』の基本機能を使いながら、自治体独自のイベントページをアプリ内に作成し、地域住民の日常生活の移動において排出するCO2量を可視化できるようになります。脱炭素量の多い移動でよりマイルが貯まることをモチベーションとし、生活の中で脱炭素量の多い(環境負荷の少ない)移動手段を提案する機能を提供します。任意のスポットを登録、スタンプラリーの配信も可能です。また、参加住民の属性、移動総量、脱炭素量、ミッション達成率などをまとめたレポートの作成・提出も行います。
「地域住民に脱炭素化への意識付け、行動変容につなげたい」「脱炭素量を可視化・検証したい」「脱炭素の取組みと同時に地域活性に繋げたい」といった自治体の皆さまのニーズにお応えします。
■『moveco』自治体連携プランのサービスイメージ
■『moveco』自治体連携プランの主な機能
・自治体専用ページ開設、イベント配信
自治体独自のイベントページをアプリ内に作成、環境意識を高める記事・動画ミッションの他、自治体が指定するスポットを巡るスタンプラリー(QRコード式チェックインに対応)といった脱炭素活動を促すミッションや参加者の調査を目的としたアンケートの配信、ミッションで獲得したマイルで交換できる景品の登録も可能です。
・イベント訴求ツールの作成
地域住民向けのイベント参加者募集に利用する訴求用ポスターとチラシ、地域店舗事業者向けの協賛募集に利用するポスターとチラシの作成を行います。地域店舗事業者を協賛者として巻き込むことで、脱炭素と同時に地域活性の効果も得られる仕組みづくりをサポートします。
・レポート作成
『moveco』の機能により得られた移動量、脱炭素量を可視化させたレポートの作成・提出を行います。
参加者の属性、スポットへのチェクイン状況、チェックイン実施前後の移動導線などの把握が可能です。
今後も、上記以外に地域住民全体での取組みを促進するキャンペーンの開催や、シェアリングサービスとの連携、能動的なエコアクションを支援する提案機能などの拡充を予定しています。
■導入メリット
①エコアクションの継続 | インセンティブを用いることで地域住民は楽しみながら脱炭素活動を継続して取り組むことができ、その輪が広がることで地域全体の脱炭素に繋がります。また、定期レポートにより数値として効果の把握が可能です。 |
②正確な移動推定技術 | 地図・ナビゲーションといったナビタイムジャパンならではの技術的な強みを活用し、より精度の高い推定と集計結果をご提供できます。 |
③地域活性 | 地域店舗事業者がギフト提供協賛者として参画し、集客や露出・PRの場として『moveco』を活用します。市民が店舗に足を運び、商品を手に取る機会とついで買いによる経済活性にも寄与します。 |
無料での利用が可能な連携プランをご用意しています。
■無料トライアル概要
・『moveco』提供機能(移動を自動検知してマイル付与、運営側配信ミッション、運営側提供ギフト)
・自治体専用ページ作成、アプリ内掲載(本連携への参加、参加者全体の移動量/脱炭素量の可視化)
・レポート提出
利用期間
・利用開始より1年間を予定
■お申し込み方法
お申し込みや詳細については、以下よりお問い合わせください。
https://www.navitime.co.jp/static/html/app/moveco/form/inquiry.html
■『moveco<ムブコ>』アプリについて
日常の移動をしながらマイルをためるアプリです。環境負荷の低い移動方法を選択したり、エコスポットに行く・エコに関する記事を閲覧する、などでさらにマイルを追加することができ、アプリを使いこなすことで、持続可能な社会の実現に貢献できるサービスになります。たまったマイルは、環境保全やSDGsに取り組む団体へ寄付したり様々なギフトと交換することもできます。
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