ナビタイムジャパン第2回BREW Developer Awardを受賞
平成15年5月1日
株式会社ナビタイムジャパン
ナビタイムジャパン 第2回BREWTM Developer Awardを受賞
(株)ナビタイムジャパン(社長:大西啓介、本社:千代田区)は、米サンディエゴで開催されましたクアルコム社 (QUALCOMM Incorporated)の「BREW 2003 Developers Conference」において、「BREWTM Award」を2年連続で 受賞いたしました。
「BREW Award」は、商用BREWアプリケーションを開発している世界中の開発者の中から、優秀なアプリケーションを開発した者に贈られます。昨年の「BREW 2002 Developers Conference」に続き2年連続での受賞は全部門通じて史上初となります。
ナビタイムジャパンが受賞したのは、「NAVITIME」(LBS賞)で、KDDIのBREWサービスに採用された地図・ナビゲーションアプリ「NAVITIME」にて、高い技術を評価されました。
「NAVITIME」は、行きたい場所へ時間どおりに到着できる、究極のマンナビゲーションサービスです。一回の検索で、あらゆる交通手段(飛行機、電車、クルマ、徒歩)すべて、その時刻や状況にあわせて自動選択(自己選択も可能)した最適なルートを、所要時間、駅出入口、タクシー料金、VICS渋滞情報などと共に、瞬時に同画面上でご提供いたします。現在、ナビゲーションといっても地図表示のみ、電車のりかえのみ、あるいはだいたいの所要時間しかわからないサービスが多い中で、「NAVITIME」は、電車+徒歩とクルマ、その時点でどちらが早いか?まで瞬時にわかる世界初のサービスをご提供いたしております(「トータルナビPro」別紙参照)。これからは「NAVITIME」で全国どこにいても、交通手段の選択や道に迷うことなく、あせらず安心して快適に移動ができるようになります。
今回のBREW版NAVITIMEアプリでの最大の特徴としては、高速な操作性があげられます。NAVITIMEアプリは(1)地図描画機能と(2)ブラウザ機能で構成されており、(1)ではNAVITIMEが開発したBREW版Mviewer(高速ベクトル地図描画エンジン)により、地図の拡大縮小、スクロールや、経路表示がWAPブラウザでの地図表示に比べて、10倍以上高速になりました。(2)では、BREWのIHtmlViwerを使用したため、HTMLベースで高速な配信と表示が可能となりました。その結果、目的地の設定や経路文章案内が非常に高速に表示できるようになっております。
また、gpsOne搭載端末では、GPS機能を用いて、出発地を自動的に現在地に設定することができるため、目的地の住所や電話番号などを設定するだけで、簡単にNAVITIMEすることができます。「NAVITIME」月額210円、「NAVITIME Pro」月額315円(税別)でのご提供となります。
※BREWおよびBREWに関連する商標は、QUALCOMM社の商標または登録商標です。
<「トータルナビPro」の特徴>
(1) 電車、飛行機、徒歩、自動車、全てを組み合わせた目的地までのナビゲーションが可能。全ての移動手段に対応した経路探索エンジンは世界で唯一ナビタイムジャパンだけが実現。
(2) 電車とクルマ、どちらが早いか、渋滞情報と時刻表(飛行機各社、JR、私鉄、地下鉄、臨時列車、季節便、祝祭日便含む)を考慮して最適なルートを瞬時に探索し、一度に表示される。
(3) 携帯電話上で初のVICS(注1)対応サービス。リアルタイムに渋滞を避けたルートを探索することができる。また、渋滞情報や通行止・車線規制などの道路規制情報を地図上に表示することが可能。
(4) クルマのルートの場合、タクシー運賃も計算されるので、乗る前に運賃の心配も解消。
(5) 通常の電車乗換サービスでは、駅名を自分で入力しなければならないが、トータルナビでは、最適な乗降車駅や駅の出入口(A1、南口など)が自動的に探索される。さらに乗換えがある場合は、乗換に便利な車両番号(2,5両目など)が表示される。また、駅を出てから目的地までの徒歩ルートも地図上に表示される。
(6) 徒歩ルートは、歩行者用ネットワークデータ(昭文社製)に基づいて算出されているため、歩道や横断歩道、地下道、歩道橋など、歩行者が歩く道を正確に表示することが可能。歩行者用の正確なナビゲーションを提供しているのは、世界で唯一弊社のみ実現。
(注1):道路交通情報通信システムセンターが配信するディジタル地図のリンクに対応した渋滞・交通情報