損保ジャパン日本興亜とナビタイムジャパン、「車載ディスプレイ用ポータブルスマイリングロード」に関する実証実験の実施
2019年2月12日
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
株式会社ナビタイムジャパン
「車載ディスプレイ用ポータブルスマイリングロード」
に関する実証実験の実施
損害保険ジャパン日本興亜株式会社(代表取締役社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン日本興亜」)および株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、以下「ナビタイムジャパン」)は、車載ディスプレイ用ポータブルスマイリングロード(以下「車載ディスプレイ用PSR」)に関する実証実験を2019年2月から共同で実施します。
1.背景
損保ジャパン日本興亜は、安全運転を支援する個人向けテレマティクスサービスとして、スマートフォン用カーナビアプリ『ポータブルスマイリングロード』(以下「PSR」)をご提供しています。また、保険や各種サービス展開などの幅広い事業活動を通じて、お客さまの「安心・安全・健康」に資する最高品質のサービスをご提供し、社会に貢献することをグループ経営理念として掲げています。
ナビタイムジャパンは、PSRの開発においてカーナビゲーション機能等の技術を提供しています。また、さまざまなプラットフォームでの技術的支援を通じて、利用者が安心・安全に移動できる環境づくりに取り組んでいます。
近年、グローバル市場においてコネクティッドカーや自動運転車の開発が進むなか、両社は、将来のモビリティに求められる姿を目指し、お客さまの運転品質の向上や運転中の安心・安全を実現するため、スマートフォンと自動車を連携させるスマートデバイスリンク※1(以下「SDL」)を使った車載ディスプレイ用PSRを開発しました。
損保ジャパン日本興亜はSOMPOホールディングスグループのデジタル戦略を推進するSOMPO Digital Labと連携し、未来志向のモビリティ戦略に基づいた「実証実験立案」および「受容性調査」を担い、また、ナビタイムジャパンは「SDL対応の車載ディスプレイ用PSRアプリの開発」を担い、共同でPSRに関する実証実験を実施します。
※1スマートデバイスリンク(SDL)
業界標準の車載コネクト用オープンソースです。 SDLは、スマートフォンアプリを車載ディスプレイに 表示するためのOEM、サプライヤーおよびアプリケーション開発者向けの開発ツールを提供します。自動車メーカーやサプライヤーが、SDLを採用することで、運転中の顧客体験を向上させることが可能となります。また、SDLはOEM、サプライヤー、およびアプリケーション開発者で構成されるオープンソースコミュニティであるスマートデバイスリンクコンソーシアム(SDLC)によって運営され、主な目的はSDLを車載アプリケーションの業界標準にすることです。詳細はSmartDeviceLink.comをご覧ください。
2.実証実験の概要
本実証実験は、車載ディスプレイ用PSRアプリを自動車の車載用モニターを模したエミュレータ※2に連携させ、車内におけるカスタマーエクスペリエンスや操作性などのアンケート調査を行い、お客さまの快適な運転に資する体験をご提供できるかを検証します。
・実施期間:2019年2月から2019年3月まで(予定)
・対象者:自動車を運転する方、既にPSRを使用している方など多岐にわたり調査を実施
※2エミュレータ
車載ディスプレイに表示した時と同じ動作をする機器。
4.今後について
本実証実験の結果をふまえ、豊かなドライビングライフ社会を実現させるため、各社の強みを活かした連携により、お客さまの安心・安全に資する商品・サービスの開発に向けた検討を進めていきます。
<車載ディスプレイ用PSRのイメージ〉
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