自治体初!!ナビタイムの交通ビッグデータを活用して交通安全対策や渋滞対策等に関する取組を推進します
2019年11月27日
川崎市
株式会社ナビタイムジャパン
自治体初!!ナビタイムの交通ビッグデータを活用して
交通安全対策や渋滞対策等に関する取組を推進します
川崎市と株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西啓介)は、ナビタイムの交通分析システム等を活用して、川崎市が管理する道路の効率的・効果的な交通安全対策や緊急渋滞対策の立案・検討等を行い、交通事故の削減と交通混雑の緩和に向けた取組を進めます。
1背景
川崎市では、総合計画の基本目標である「安心のふるさとづくり」と「力強い産業都市づくり」に向けて、交通安全対策や市域の交通網の整備を進めています。
ナビタイムジャパンでは、カーナビアプリから取得した自動車の走行実績データをもとに交通分析が可能なシステム「道路プロファイラー」を提供しており、これまでも本システムを活用し、研究機関や企業等が道路開通や工事規制前後での道路交通状況の変化などを分析しています。
2目的・概要
川崎市は、ナビタイムジャパンのデータと国土交通省から提供を受けた交通ビッグデータを道路の交通安全施設整備や渋滞対策などの計画及び対策検討の基礎資料として活用することにより、交通事故の削減及び交通混雑の緩和を目指します。
ナビタイムジャパンは、より安全で快適な移動の提供や効率的・効果的な道路整備に貢献するため、「道路プロファイラー」を令和元年11月26日から令和2年3月31日まで川崎市
に提供し、主に対策前後の影響・効果について、川崎市が行う分析に協力します。
ナビタイムジャパンが自治体に「道路プロファイラー」を提供するのは、本取組が初めてです。
令和元年度に分析等を行い、翌年度以降の対策実施等を目指します。
◇安全性向上
・自動車の急ブレーキ箇所や高い速度区間を分析、抽出(1エリア)し、即効的な対策を検討します
(対策例)カーブミラー、区画線、交差点鋲、防護柵等の設置 ⇒ 交通事故の削減
◇交通円滑化
・第3次緊急渋滞対策の予定箇所(5箇所)等について、混雑する時間帯や時期、原因を分析して対策手法を検討、実施(一部)します
(対策例)右折レーンの設置、交差点改良等 ⇒ 即効性の高い対策の実施による交通混雑の緩和
3その他
本市では、交通ビッグデータを活用した取組に協力をいただける企業、研究機関を随時募集いたします。
【取り組みイメージ図】