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『NAVITIME CONNECT API』、マップマッチング機能を追加

～Web APIを通じてナビゲーションシステム内の位置情報を最適に補正～

　株式会社ナビタイムジャパン（代表取締役社長：大西啓介、本社：東京都港区）は、2019年12月9日（月）より、『NAVITIME CONNECT API』において、「マップマッチ API」を新機能として提供開始します。

　『NAVITIME CONNECT API』は、ナビタイムジャパンが法人向けに開発支援を行っているサービスの一つで、コネクテッドカーや通信カーナビ向けに、地図・スポットデータ・ナビゲーション・渋滞情報などのクラウドコンテンツを、Web API形式で提供するものです。

　「マップマッチ API」は、お客様が取得した位置情報（緯度経度情報）から正確な移動軌跡を推定し、地図データ（道路ネットワーク）と紐付けして最適な位置補正を行った結果を、APIを利用して返却する機能です。Web API 形式で提供するため、コネクテッドカーをはじめWebサイトなどあらゆる環境からのアクセスが可能です。

　また、本機能は、位置情報を扱う業務システムに適用することも可能です。例えば、安全運転支援サービスにおいて、デバイスから取得した位置情報に対して本機能を適用することで正確な走行状況を推定する※1、などといったことにもご活用いただけます。このようにお客様の需要に応じカスタマイズを行うことも可能です。

　近年、コネクテッドカーやIoTデバイスなどは増加傾向にあり、位置情報を活用するサービスの普及がますます進むなか、その位置情報を活かす重要性が増しています。GPS機器などから取得した緯度経度は測位状況によって実際の測位位置（道路）から外れ、連続した測位結果はまばらな緯度経度点列になることがありますが、本機能を活用することで、実際の測位位置に近い結果を得られるようになります。お客様のナビゲーションシステムなどで扱う位置情報データの精度の向上に貢献いたします。

　マップマッチング技術については、ナビタイムジャパンがこれまでGPS搭載のモバイル向けカーナビサービス開発で培ってきた技術や、同カーナビサービスのプローブデータを活用した地図自動更新技術※2をもとに、高精度の位置補正を可能としています。

　今後も『NAVITIME CONNECT API』は、さらなる機能拡充と精度の向上に継続的に取り組み、多くの利用環境からのフィードバックを得て、研究と実績を重ねることで、サービスの質を高め、お客様を支援していくことに努めてまいります。

※1：損保ジャパン日本興亜『スマイリングロード』の事故削減支援機能の開発に技術協力

　　　/topics/pr/201809/14_4562.html

　　ナビタイムジャパン、IoTで集めたクラウド上のGPSデータを活用する移動状況推定システムのAPI提供を開始

　　　/topics/pr/201902/25_4708.html

※2：NT-FILTERなど、年間500本(2018年度)の新規開通道路に対応してきた自動車NWデータを利用

　　「地図自動更新機能」などにより、2017年度は420本の新規開通道路に即日対応

　　　/topics/pr/201806/01_4470.html

●『NAVITIME CONNECT API』について

ナビタイムジャパンが法人向けに開発支援を行っているサービスの一つで、コネクテッドカーや通信カーナビ向けに、地図・スポットデータ・ナビゲーション・渋滞情報などのクラウドコンテンツを、Web API形式で提供するものです。

紹介サイトhttp://connect.navitime.co.jp/api/