「東京渓谷サイクリング」~多摩地域においてシェアサイクルの実証実験を実施~
2020年2月17日
株式会社近畿日本ツーリスト首都圏
株式会社ナビタイムジャパン
「東京渓谷サイクリング」
~多摩地域においてシェアサイクルの実証実験を実施します!~
株式会社近畿日本ツーリスト首都圏(以下、近畿日本ツーリスト首都圏)と株式会社ナビタイムジャパン(以下、ナビタイムジャパン)は、株式会社ドコモ・バイクシェア(以下、ドコモ・バイクシェア)の協力を得て、東京都及び公益財団法人東京観光財団(以下、東京観光財団)が委託する「多摩地域観光交通促進プロジェクト実証実験業務」を連携して運営し、西多摩地域の観光施設等を周遊するための交通手段として、シェアサイクルの有効性を検証することを目的とした実証実験を開始します。
東京都と東京観光財団では、旅行者の移動や観光施設へのアクセス手段の充実を図るため、新たな交通サービスの導入に向けた取組を進めており、今回の実証実験を実施する運びとなりました。
実施にあたっては、近畿日本ツーリスト首都圏がシェアサイクル事業を運営し、ナビタイムジャパンが自転車向けナビゲーションの技術提供を行います。レンタサイクルのシステムはドコモ・バイクシェアが提供します。
シェアサイクルのレンタル費用の決済方法は、キャッシュレスとし、いつでも借りられる無人ポートを設置するほか、事前予約が可能な有人窓口も設け、駅で借りて温泉で乗り捨てできる仕組みも整えることで、観光客の利便性向上も図ります。
加えて、初めての訪問者でも、最適なルートを走行できるようナビタイムジャパンのスマートフォン向け自転車専用ナビ「自転車NAVITIME」を導入します。地図と音声案内による目的地までのナビゲーションを提供します。ルートは地域の観光推進団体(事業者)が推奨する"とっておき"の道で、自転車でしか味わうことができない渓谷沿いや畑の真ん中を走行するコースを複数用意します。
レンタサイクル事業の名称は「東京渓谷サイクリング」とし、プロモーションでは、当該エリアの自治体や観光協会、大多摩観光連盟、多摩観光推進協議会、東京マウンテンなど地域の観光事業者や東日本旅客鉄道株式会社八王子支社と協力体制を構築します。
実証実験は1年を通して実施し、電動アシスト自転車を活用した周遊観光の有効性を検証します。
■実証実験の実施概要
1 実施期間
令和2年2月25日(火)から1年間
2 ポートの場所
【あきる野市、日の出町エリア】
・JR武蔵五日市駅(予定)
・JR武蔵増戸駅(予定)
・瀬音の湯付近(十里木交差点)
・つるつる温泉
【青海市エリア】
・JR青梅駅(自転車等駐輪場)
・JR河辺駅(北口自転車等駐車場)
・岩蔵温泉
3 自転車の種類
男女問わず使いやすい、ミニベロタイプ。両輪駆動(前輪は電動アシスト駆動、後輪はペダルを踏んで駆動)かつ超低重フレームのため坂道⾛⾏やカーブでも安定感抜群。後輪の上には、自転車操作パネルがあり、ICカードをかざす、もしくはパスワードを入力すると鍵がひらく、最新鋭のモデルです。充電100%、エコモードで約90kmの走行が可能です。ハンドル部分のパネルで、走行モードの切り替えが可能です。
4 自転車の利用料金
1日料金 2,500円(借りた時刻から当日の23時59分まで利用可能)
30分課金 250円(8時から20時まで)
25円 (20時から翌日8時まで)
5 レンタサイクルの利用方法
(1)東京渓谷サイクリングに会員登録後、スマートフォンの操作で暗証番号を入手し開錠。
(2)地域のレンタサイクル事業者の予約サイトで事前予約。当日店舗で受け渡し。
この場合も、東京渓谷サイクリングに会員登録後、キャッシュレスで決済
6 自転車専用ナビ「自転車NAVITIME」について
地域の事業者が推奨する"とっておき"のルートを「自転車NAVITIME」アプリ(事項参照)に組み入れ、東京渓谷サイクリングの特集ページを提供。アプリをダウンロードし、本特集ページからサイクリングコースをセットすれば、音声ナビも無料で利用できます。年内におすすめ10ルートの作成を目指します。
尚、ルート検索では1ルートにつき、観光に適した1種類のみが提供されます。
・「自転車NAVITIME」アプリ利用方法
「App Store」、「Google Play」よりアプリをダウンロード
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/id447024088?mt=8
Android OS:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.local.cycle
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