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東急バス車内のリアルタイム混雑情報を案内する実証実験を開始

2021年3月3日

東急バス株式会社
株式会社ナビタイムジャパン


【実証実験】Withコロナの新しい生活様式「1本まって空いてるバスに!」
3月3日より、東急バス全線で車内の混雑情報をリアルタイムにご案内します


 東急バス株式会社(取締役社長:山口哲生、本社:東京都目黒区)と株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西啓介、本社:東京都港区)は、2021年3月3日(水)より、東急バス公式サイトの「乗換・時刻表サービス」(PC・スマートフォン)、バス停留所のデジタルサイネージ、バス専用ナビゲーションアプリ「バスNAVITIME」にて、バス車内の混雑情報をリアルタイムでご案内する実証実験を実施いたします。

プレスリリース.png 本実証実験は、バス乗降口の赤外線センサーによりお客さまの乗降人数を計測し、車内の混雑度を3段階でご案内※1するもので、空港連絡バス・高速乗合バスなどを除いた全路線で実施いたします。お客さまは、PC・スマートフォンのほか、一部停留所に設置のサイネージで、バスのリアルタイム位置情報と車内の混雑状況をご確認いただくことができ、混雑したバスを避けてご乗車いただくといった選択も可能となります。混雑したバスを避け空いているバスをご利用いただくことで、車内の混雑が平準化されると共に、遅延の解消も期待されます。
 また、停留所においては、視認性・耐久性に優れ、低消費電力な電子ペーパーを活用したバス接近表示・混雑情報案内の実証実験もあわせて実施いたします。

 東急バスでは、2月16日(火)よりシェアオフィスバス「Satellite Biz Liner」を実証運行するなど、With/Afterコロナにおける新しい生活様式に対応した取り組みを推進しており、本実証実験もこうした取り組みの一環です。
 ナビタイムジャパンでは、バス車内の混雑状況を可視化することで、お客さま自身で混雑を避けて空いている時間や他の路線を選択できるようになり、より安心・安全で快適な移動をサポートできればと考えています。今後も対応バス事業者を拡大するなど、さらなるサービスの向上を目指してまいります。

 なお本実証実験は、案内精度等の検証を実施したうえで、正式サービスへの移行を予定しております。
 本サービスの詳細は以下のとおりです。

※1 赤外線センサーでの計測値となりますので、乗降時の状況によりご案内する混雑率と実際の混雑率が一致しない場合がございます。

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【バス車内の混雑情報案内の概要】
1、実証実験期間
 ・2021年3月3日(水)~ 2021年5月31日(月)
 (案内精度等の検証を実施したうえで、正式サービスへの移行を予定しております)
2、混雑情報の案内対象路線
 ・空港連絡バス・高速乗合バスなどを除いた東急バス全路線が対象です。
3、混雑情報の算定方法
 ・「乗車率」(=「乗車人数」÷「車両の乗車定員数」)をリアルタイムで算出します。
 ・乗降人数はバス乗降口の赤外線センサーにより計測し、「混雑度」は、上記で算出した「乗車率」より、設定した3段階の閾値※2から表示します。
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※2:国土交通省が定める「公共交通機関のリアルタイム混雑情報提供システムの導入・普及に向けたガイドライン(バス編)」に準じ、当方で閾値を設定しピクトグラムで表示しています。
4、お客さまへのご案内方法
(1)東急バス公式サイト「乗換・時刻表サービス」
  ▶パソコン
  ▶スマートフォン
   ※東急バス公式サイトより「地図から探す」からもアクセスすることができます。現在提供中のバスロケーションサービス「東急バスナビ」とは別サイトとなります。

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(2)「バスNAVITIME」
 混雑情報のご確認には「プレミアムコース」への登録が必要で、停留所一覧や到着予測時刻の画面でご確認いただけます。
  ▶iOS
  ▶Android OS

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(3)デジタルサイネージ型 停留所接近表示器
 ①設置停留所pressrelease⑤_訂正.png

※2021年3月26日追記:上記「①設置停留所」画像に誤りがございましたので訂正させていただきます。
【訂正内容】
(誤)元競馬錠前(黒・岡)
(正)元競馬錠前(玉・岡)

 ②案内画面イメージ

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5、お客さまからのお問い合わせ窓口
東急バス株式会社 お客さまセンター
・株式会社ナビタイムジャパン 公共交通事業 Email: ntj-sd-hp@navitime.co.jp

【東急バス・ナビタイムジャパンの取り組みの概要】
1、東急バスとナビタイムジャパンの取り組みについて
 東急バスは2018年2月より、ナビタイムジャパンの「乗換・時刻表サービス」を活用し、東急バス公式サイト上で乗換案内や時刻表検索、運賃検索などのコンテンツを提供しています。また2019年2月より、協業で一部停留所に設置しているデジタルサイネージにおいて、バスの接近案内を提供しております。
2、「Satellite Biz Liner」についてpressrelease⑧.png
 東急バスは、バス車内で仕事をしながら目的地まで過ごす「動くシェアオフィス」をコンセプトとした新しい移動手段として、2021年2月16日(火)~4月28日(水)の平日に「市が尾駅・たまプラーザ駅~渋谷駅・東京駅」を結んだ実証運行を行っております。詳しくはホームページをご参照ください。
3、「バスNAVITIME」について
 ナビタイムジャパンが提供する、バスの乗換や運行情報などバスの利用に特化したナビゲーションアプリです。全国すべての路線バス・コミュニティバスに対応しており、バスデータ整備への取り組みがグッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。
紹介サイト
4、鉄道・バス事業者向けソリューションについて
 「乗換・時刻表サービス」は、鉄道・バス事業者のホームページ上に、乗換案内や時刻表検索、運賃検索などのコンテンツを提供する、ナビタイムジャパンの法人向けサービスです。PC、スマートフォンに対応しており、コンテンツ画面は全てナビタイムジャパンが用意するので、簡単に導入可能できるサービスです。
 また、デジタルサイネージに最適化されたコンテンツを提供しています。リアルタイム情報(電車の遅延、バスロケーション、バス車内の混雑情報等)や迂回経路情報等、お客さまが今ほしい情報を表現できます。
紹介サイト

「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの商標または登録商標です。
その他、記載されている会社名や商品名等は、各社の商標又は登録商標です。