『ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション』気象災害時の安全な運行管理をサポートする機能を提供開始
2021年12月6日
株式会社ナビタイムジャパン
『ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション』
気象災害時の安全な運行管理をサポートする機能を提供開始
ドライバーの現在地や目的地の気象状況と安全を確保するための輸送基準を表示。持続的な物流機能の維持を支援
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、2021年12月14日(火)より、法人向け運行管理サービス『ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション』にて、大雨などの気象災害時に、運行管理者とドライバーそれぞれに、気象状況や輸送の安全を確保するための措置を講じる目安を表示し、気象災害時の運行管理をサポートする機能を提供開始いたします。
急な豪雨や大型台風が増えている中、ドライバーの安全や、安定した輸送を確保するための対応が必要とされており、2020年2月には、国土交通省が「台風等による異常気象時下における輸送の目安」を定めて通達を出しています。
これらを受け、運行管理者とドライバーの双方が、ドライバーの現在地や目的地周辺の気象状況を把握し、輸送の目安と照らし合わせて適切な判断ができるよう、サポートする機能を提供いたします。
ナビタイムジャパンでは、トラック専用カーナビ『トラックカーナビ』においても、2021年9月より、ドライバー自身がその日の走行ルート上の天候と輸送の目安を確認し、輸送計画の変更や中止も検討できるよう「地点の気象警報情報」機能と、実際に災害が起きた場合の安全を確保するための「トラック防災手帳」機能を提供開始しています。
気象災害時に、ドライバーの身の安全を守るとともに、輸送の安全確保をサポートすることで、持続的な物流機能の維持に貢献できればと思っております。
【管理者向けの機能】
これまで表示していた、各ドライバーの現在地と目的地の気象警報・注意報に加え、雨量と風速の予報と、国土交通省が2020年2月に定めて通達した「台風等による異常気象時下における輸送の目安」を表示します。
気象警報が出ている場合に、そのエリアにいるドライバーや目的地としているドライバーを確認でき、国土交通省通達の輸送の目安に沿った判断ができるようになります。
【ドライバー向けの機能】
現在地周辺で気象警報・注意報が出ている場合に、雨量と風速の予報、国土交通省通達の輸送の目安をお知らせします。走行中(ルート案内中)は、音声発話にてお知らせします。走行時以外の場合には、プッシュ通知にてお知らせし、走行前に現在地周辺の輸送基準の確認を促します。警報の詳細や輸送の目安をテキストで確認でき、地図上では既存の雨雲レーダー機能により、今後の降雨量を確認できます。
実際に警報の出ている地域で輸送をしているドライバー自身が、周囲の状況を把握し、輸送の目安と照らし合わせて自分自身で走行可能かの判断をしたり、管理者に指示を仰ぐなど、自発的に安全を確保するための行動をとることができるようになります。
■関連プレスリリース
2021年9月1日 『トラックカーナビ』、「地点の気象警報情報」と「トラック防災手帳」を提供開始
●参考:
国土交通省 異常気象時における措置の目安(2020年2月28日 国土交通省プレスリリースより)
■『ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション』について
複数の社用車を保有されている法人企業様向けに、スマートフォンを活用した動態管理、及びカーナビゲーション機能を提供するクラウド型運行管理サービスです。パソコンとスマートフォン端末があれば、複雑なシステムを導入することなく、すぐに利用を開始できるのが特長です。社用車の配車計画の作成、作業者の現在位置確認、作業ステータスの確認や登録、本格的なカーナビゲーション、及びメッセージの送受信などが行えます。
https://fleet.navitime.co.jp/
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