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『カーナビタイム』OBD2接続に対応し、トンネル内での正確な自車位置測位が可能に

2023年4月20日

株式会社ナビタイムジャパン


『カーナビタイム』
OBD2接続に対応し、トンネル内での正確な自車位置測位が可能に

~GPSが受信できない場所での自車位置精度向上!さらにエンジン回転数などの車両情報も確認できる~


 株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西啓介、本社:東京都港区)は、2023年4月20日(木)より、カーナビアプリ『カーナビタイム』にて、OBD2接続に対応し、トンネル内などGPSが受信できない場所での正確な自車位置測位が可能となります。併せて、エンジン回転数などOBD2から取得できる車両情報をアプリ上で確認できるようになります。本機能は、プレミアムプラスコース及び住宅地図プラスコース会員の方がお使いになれます。

 OBD2(On Board Diagnostics Ver.2、車載式故障診断装置)とは、車両に搭載された故障診断装置で、エンジン回転数など車両に関する様々なデータを取得できるものです。OBD2アダプターなどの出力機器を使ってBluetooth®でスマートフォンと接続して車両情報を取得することで、下記2つの機能を実現します。

 ①トンネル内などのGPS非受信エリアでの自車位置精度向上
 ②エンジン回転数やエンジン負荷率などの車両情報をアプリ画面上でモニタリング可能に

carnavitime_obd2_main.png

 『カーナビタイム』では、これまでも、スマートフォンアプリの長所である、リアルタイム情報や新機能などの更新性を活かしながら、通信が必要である、画面が小さい、GPSが受信できない場所で自車位置を見失ってしまう、という点について改善できるよう、技術や機能の開発を進めており、通信圏外でもナビゲーションができる「オフラインナビ」や、車載ディスプレイの大画面で利用できるApple CarPlay・Android Auto対応などを行ってまいりました。

 本対応により、GPSが受信できない場所でも、車載のカーナビとほぼ同等の正確な自車位置表示・ナビゲーションを実現しました。

■機能詳細
①トンネル内などのGPS非受信エリアでの自車位置精度向上
トンネル内や高い建物に囲まれた場所などでGPSを受信できない場合に、OBD2の車速情報を取得し、正確な自車位置の表示が可能となります。
当社で実施した実地調査では、全長18.2㎞の首都高速道路中央環状線の山手トンネルにおいても、自車位置精度は約99%となっています。

carnavitime_obd2_tunnel.png

【山手トンネル走行動画】

②エンジン回転数やエンジン負荷率などの車両情報をアプリ画面上でモニタリング可能に
OBD2から下記6項目の車両情報を取得し、アプリ画面上に表示します。上限値を超えた場合には、赤色の警告アイコンを表示してお知らせします。『カーナビタイム』ユーザーにはスポーツカーに乗っている方も多く、以前からOBD2から取得できる車両情報をモニタリングしたいというご要望をいただいておりました。

【表示項目】
-TACHO:タコメーター(回転速度計)
-ENGINE LOAD:エンジン負荷率
-THROTTLE:スロットル開度
-IN-MF PRESS:吸気マニホールド絶対圧
-WATER TEMP:エンジン水温
-INTAKE AIR:吸気温度

carnavitime_obd2_monitoring.png

※ 本機能のご利用には、Bluetooth 4.0以降に対応したスマートフォンとOBD2アダプターが必要です。
※ 車種やアダプターの種類によっては対応していない場合もあります。また、車両によって表示できない項目があります。
※ Wi-Fi接続は非対応です。
※ Apple CarPlay、Android Auto利用中は、ご利用になれません。

●『カーナビタイム』について
オフラインでも使える本格派カーナビアプリです。リアルタイム渋滞情報や、独自のノウハウを活かした「超渋滞回避ルート」、ドライブレコーダー、プロドライバー向け機能など多数の先進機能を搭載しています。
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※「Bluetooth」は、Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。
※「NAVITIME」「カーナビタイム」は、株式会社ナビタイムジャパンの登録商標です。
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