『NAVITIME Transit』 乗車券情報の表示に対応、一部乗車券の購入も可能に
2024年2月28日
株式会社ナビタイムジャパン
世界の路線図・乗換案内サービス『NAVITIME Transit』
乗車券情報の表示に対応、一部乗車券の購入も可能に
~日本語ユーザーに人気の韓国・台湾・タイなど5エリアの駅検索ランキングも発表~
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、2024年2月28日(水)より、世界の路線図・乗換案内サービス『NAVITIME Transit』にて、使用可能な乗車券情報の表示に対応します。さらに、一部の乗車券の予約も可能になります。
『NAVITIME Transit』は、世界の鉄道・バス・フェリーなど公共交通機関の路線図と乗換検索※1をオフライン※2で利用できる、乗換案内サービス・アプリです。エリアごとに当社が独自に作成する路線図をベースに、18言語で、駅の位置関係などを見ながら乗換検索ができるため、日本からの海外旅行者や、現地の方にもご利用いただいています。
海外で電車に乗る際にさまざまな課題がありますが、2023年度に実施したユーザーアンケートから、半数以上である56.5%が「どのような乗車券があるのかわからない」「どの乗車券を買えばよいのか、それをどこで買えるのかわからない」「改札の通り方などに不安がある」など乗車券の利用に関して不安に感じていることが分かりました。日本語(アプリの利用言語を日本語に設定している)ユーザーに絞ると61.5%となり、これを解決できる機能を検討しました。
今回の機能は、ルート検索結果画面にて、使用できる乗車券情報(ICカード、クレジットカード、切符など)とその利用方法/購入方法の情報を路線ごとに確認できる機能です。さらに、オンライン上で購入できる乗車券等がある場合、予約サービスの「Klook」経由で購入することも可能です。
ルートに紐付けて利用できる乗車券情報を表示することで、これから乗車する路線に絞った情報を提供できるため、ガイドブックを開いたり複数のWebサイトで調べるのが難しい場面でも、すぐにアプリ上で確認できます。オフラインでも利用できるため、通信圏外の状態でも、乗車時の不安解消の一助としてご活用いただけます。
対応エリアは、まずは日本語ユーザーの利用が多い、韓国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシアの5エリアです。
対応言語は、日本語のほか、英語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)・タイ語など全18言語に対応するため、外国語ユーザーにもご利用いただけます。
『NAVITIME Transit』アプリの日本語ユーザーにおける、韓国エリアの駅検索ランキングを集計しました※3。1位「明洞」、2位「仁川国際空港(第1&第2ターミナル)」、3位「弘大入口」となり、街歩きが楽しいエリアや、最近検索数が上昇している「聖水」も8位にランクインしています。
これからの季節、春休みや卒業旅行など初めて海外旅行へ行く方や、旅行や出張で渡航される方々にご活用いただければと思っております。
※1 乗換検索の出発/到着時刻は、目安の時間を表示しており、正確な時刻表に基づいた時刻ではありません。
※2 日本エリアは、オフラインに非対応。
※3 『NAVITIME Transit』アプリ(iOS/Android OS)で日本語に設定している利用者の検索データの集計結果。
■サービスイメージ
■検索ランキング
2023年12月~2024年1月、『NAVITIME Transit』アプリ(iOS/Android OS)で日本語に設定している利用者の検索データの集計結果。
各エリア首都の中心部や空港、ターミナル駅がランキングの上位を占めています。観光名所だけでなく、商業エリアも多数ランクインしており、地下鉄などを利用してショッピングやグルメを楽しんでいる様子がうかがえます。
韓国エリアは、ソウルの明洞や弘大などの定番地区が上位にランクインしています。また、街歩きが楽しいエリアや、最近検索数が上昇している「聖水」が8位にランクインしています。
台湾エリアは、台北中心部だけでなく、7位「十分」10位「九份老街(バス停)」など周辺部がランクインしていることが特徴です。鉄道を利用して郊外へ移動していることも見てとれます。中心部の観光名所としては9位に「竜山寺」がランクインしています。
タイエリアは、バンコクのスカイトレイン・スクムウィット線から7駅がランクインし、週末市場で知られるチャトゥチャック地区にも人気が集まっています。近年開業した「サナムチャイ」駅は、ワットポーの最寄り駅として多く検索されています。
シンガポールエリアは、マリーナベイ周辺が特に人気を集めています。デパートが立ち並ぶ「オーチャード」や、セントーサ島の入口となる「ハーバーフロント」もランクインしています。
マレーシアエリアは、空港やターミナル駅、ブキビンタンやKLCC(Kuala Lumpur City Centre)などの中心市街地が上位にあがっています。郊外の駅では、ヒンドゥー教寺院がある「バトゥケーブス(バトゥ洞窟)」や、ピンク色のモスクで知られる「プトラジャヤ中央/サイバージャヤ」などがランクインしています。
■『NAVITIME Transit』について
・対応エリア:73の国と地域 (詳細は『NAVITIME Transit』Web版(乗換検索のみ)をご覧ください。)
・対応言語:18言語
英語・日本語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)・タイ語・マレー語・韓国語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・
イタリア語・インドネシア語・タガログ語・スウェーデン語・フィンランド語・ノルウェー語・オランダ語・ベトナム語
・主な機能:乗換検索、路線図検索、停車駅一覧、最寄り駅検索、駅周辺地図
・アプリダウンロード
▶iOS
▶Android OS
※「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの登録商標です。
※その他、記載の会社名または商品名等は各社の商標または登録商標です。