ナビタイムジャパン、物流課題の解決に取り組む5社共同で、ドライバー不足の実態と採用・育成・現場効率化の課題調査を実施
2026年9月3日
株式会社ナビタイムジャパン
ナビタイムジャパン、物流課題の解決に取り組む5社共同で
ドライバー不足の実態と採用・育成・現場効率化の課題調査を実施
〜運送事業者とドライバーの双方にアンケート~
株式会社ナビタイムジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:大西 啓介)は、ハコベル株式会社、株式会社オーサムエージェント、G.A.グループ株式会社、株式会社カミナシと共同で、「ドライバー不足の実態と『採用・育成・現場効率化』に関する課題調査」を実施し、レポートを公開いたしました。

■背景・目的
物流業界において、労働力不足や業務効率化への対応は業界全体で取り組むべき深刻な課題となっています。本調査を実施した5社は、それぞれの事業・サービスを通じて物流現場のDX化や業務改善を支援してまいりました。
業界横断的な課題であるドライバー不足に対し、現場の実態を正しく理解・把握すべく今回の共同調査に至りました。運送事業者(経営・管理層)と現場のドライバー双方の視点から、ドライバー不足が及ぼす具体的な影響、課題、対策の進捗状況を明らかにするとともに、適切なソリューションの活用が課題解決にいかに貢献できるか、その示唆を得ることを目的としています。
本調査は、2026年7月7日~7月27日※の期間、運送事業者及びトラックドライバーに従事する1,376名の方を対象に実施しました。本調査の詳細をまとめたレポート全編は、本日2026年9月3日より公開するWebサイトから無料でダウンロードいただけます。
※対象者により期間が異なります
<調査レポートダウンロード申込みURL:https://fleet.navitime.co.jp/information/202609-report?biz_dlfrom=ntj>
■調査結果
調査結果からは、運送事業者の多くがドライバー不足による受注機会の損失や既存ドライバーへの負担集中を実感し、採用だけでなく、育成・定着、現場効率化に課題を抱えていることがわかりました。また、事業者とドライバー双方から、IT活用や業務標準化への期待が高まっていることなどがわかりました。
1. ドライバー不足の実態
ドライバー不足を感じている事業者が9割超
ドライバー不足を感じている事業者は91.2%に達し、その影響として「配送案件の断り・機会損失」が58.2%と最多となりました。次いで、管理者や既存ドライバーの業務負担増加が続いており、人手不足が、事業機会や現場の労働環境にも広く影響を与えていることがわかります。
2.今後の採用意向
未経験者採用を増やす予定は47%。外国人ドライバーの採用の拡大意向は28%
未経験ドライバーの採用は「増やす予定」が47.7%と半数近くに達した。一方、外国人ドライバーの受け入れは拡大意向(積極的・段階的)28.8%、「予定なし」(35.0%)や「様子を見たい」(32.3%)が多数を占めた。人材確保に向けて未経験層の受け入れを優先しつつ、外国人ドライバーの採用については経過を見守る傾向が見られます。
※2026年9月3日追記:上記「今後の採用意向」の図に関する説明文に誤りがございましたので、本日15時に正しい内容へ修正いたしました。ご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
【訂正内容】
(誤)外国人ドライバーの受け入れは拡大意向(積極的・段階的)28.8%、「予定なし」(44.6%)や「興味はあるが行っていない」(25.4%)が多数を占めた。
(正)外国人ドライバーの受け入れは拡大意向(積極的・段階的)28.8%、「予定なし」(35.0%)や「様子を見たい」(32.3%)が多数を占めた。
3.ドライバー教育が抱える課題
ドライバー教育の課題最多は配送品質のバラつき。次いで、ベテランのノウハウ継承
ドライバー教育の全体課題では「配送品質のバラつき」(53.8%)が最多で、現場教育の実務では「配送先の個別ルールの指導」(50.4%)や「接客マナー」(43.8%)が苦労している点として多くあげられました。配送先ごとの細かなルールやベテランの暗黙知をいかに効率よく共有し、納品時の対応品質を担保するかが課題となっています。
4.新人ドライバー教育における実務課題の比較(事業者/現場ドライバー)
新人教育の課題は管理側と現場で異なる結果に。運送事業者は「ルールの指導」、ドライバーは「駐車・休憩場所」を懸念
事業者側は「配送先の個別ルール」(50.4%)の指導、現場ドライバー側は「駐車・休憩場所」(43.5%)や「効率的なルート」(36.6%)の習得にそれぞれ課題を抱えています。双方とも現場の経験則(暗黙知)の共有に苦労しており、現場情報をわかりやすく標準化・共有していくことが求められています。
5.業務効率化の課題と期待されるITソリューション
業務効率化の最優先は「安全運転管理」。ITツールは配車計画に期待が集まる
効率化したい作業は「安全運転管理の効率化」(40.0%)や「配車計画の作成」(33.5%)が上位を占め、導入したいITツールでは「配車システム」(35.8%)が最多となりました。安全確保に万全を期しつつも、配車作業の手間を減らし、少人数でも効率よく配送できる仕組みづくりに期待が集まっています。
本調査から、運送事業者が新人ドライバーの即戦力化を模索するなか、ドライバー側もルートの覚え方など実務に直結するサポートを求めていることがわかりました。また、ITツールを活用した業務の平準化・効率化への期待の高さもうかがえます。
ナビタイムジャパンは、これら物流業界に関わる皆さまのお声にお応えし、運送事業者とドライバー双方のニーズに寄り添った機能開発を通じて、業界の課題解決に貢献してまいります。
■調査概要
調査目的:ドライバー不足の実態と「採用・育成・現場効率化」に関する実態を把握し、改善につながる示唆を得る
調査対象:運送事業者、トラックドライバー
調査方法:運送事業者 インターネット調査
ドライバー トラック専用カーナビアプリ『トラックカーナビ by NAVITIME』内でのアンケート調査
調査期間:運送事業者 2026年7月7日(火)~7月27日(月)、ドライバー 2026年7月14日(火)~7月21日(火)
有効回答数:運送事業者 260回答、ドライバー 1,116回答
調査主体:主催株式会社ナビタイムジャパン
共催:ハコベル株式会社、株式会社オーサムエージェント、G.A.グループ株式会社、株式会社カミナシ
(運営:株式会社シーラベル)
■お問い合わせ先
ナビタイムジャパン ビジネスナビタイム事業
「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
●物流課題への取り組みを支援する『ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド』
『ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド』は、2026年6月に従来のサービス内容を拡張し、配送計画から動態管理・ナビゲーションまで配送管理全体をトータルで支援するサービスとして、リブランディングを実施いたしました。
▶『ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド』紹介サイト
【「音声ナビカスタマイズ」機能】
本調査結果で示された「ドライバー育成」や「現場の安全・効率化」のニーズに応え、2026年8月18日より任意地点での発話内容を設定できる「音声ナビカスタマイズ」機能の提供を開始いたしました。
・新人ドライバーの即戦力化・配送品質の平準化(育成支援)
木の枝のはみ出し、路上の注意箇所や配送先工場の特有ルールなどをナビ音声として登録・案内。
・事故防止・リスク回避のガイダンス(現場効率化・安全管理)
ヒヤリハット地点や過去の事故地点、高架下などの手前で独自の注意喚起音声を自動で出力します。
▶プレスリリース
【現場効率化・育成を支える機能 】
・大型車規制を考慮したルート案内
車高・車幅・重量規制や大型車指導標識などを考慮した最適ルートを案内します。
・リアルタイム動態管理と配送計画の最適化
走行中の車両位置や作業進捗を可視化。問い合わせ対応や急な依頼への配車管理に利用できます。
・配送業務の標準化
熟練者のノウハウ、配送ルートや注意事項(納品条件・搬入口など)をアプリ上で共有できます。
●『トラックカーナビ by NAVITIME』アプリについて
高精度な到着予想時刻表示、車高・車幅・車長・大型車規制などと車両別に走行実績が多い道路を考慮したルート検索、複数の訪問先の最適訪問順の自動計算、大型車が駐車可能な施設検索など、トラックドライバー向けに特化した日本初のカーナビアプリです。
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