『NAVITIME for Slack』自然言語による日付・時間指定が可能に
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)の、Slack向け乗換案内アプリ『NAVITIME for Slack』にて、2020年9月29日(火)より、日本語での乗換検索時に、自然言語による日付・時間指定が可能になります。
本サービスは、Slack上で乗換検索が可能で、電車、新幹線、バスなど全国の交通機関に対応しており、どの交通手段を利用するかを詳細に設定でき、電車遅延などのリアルタイム運行情報や電車混雑予測も確認できるサービスです。
これまでは、検索日時を設定する場合、「/navitime」と入力して、駅名や時間を指定するフォーマットを呼び出すか、「/navitime 渋谷 新宿 17:05着」のように、時間と発/着の希望を単語として入力する必要があり、時間設定も「17:05」と時間と分まで指定する必要がありました。
この度の対応により「/navitime 上野から金沢へ明日の終電で向かいたい」「/navitime 渋谷から新宿へ18時までに到着したい」のように、より自然な会話に近い形での入力で日付や時間指定ができるようになります。また「5分後」「明日の10時」のような直感的な日時表現でも検索できるようになります。
また、駅の混雑状況を検索する際も、これまでは現在時刻の状況を検索してから、結果画面で日付を指定する必要がありましたが、「/navitime 明日の21時の上野駅の混雑状況」と自然言語での日時指定が可能になります。
ナビタイムジャパンでは、ナビゲーションアプリやウェブサイト以外にも、Slack向けの本アプリや、スマートスピーカー向け機能など、生活の様々なシーンで、より自然で簡単に移動に関する情報を提供できるよう、サービスや機能開発に努めております。
チャットや音声認識におけるサービスでは、正確な情報提供のため、自然言語の日時情報解析が重要となり、経路探索ならではの課題として、数字による具体的な日時表現だけでなく、「明日」「10分前」「〇時までに着きたい」などのように、非数表現や曖昧な表現を、具体的な日時表現として認識する必要があります。
本対応では、様々な非数表現や曖昧な表現をAIに学習させ、さらにそれらが組み合わされた表現でも、具体的な日時等として解析できるようになりました。これからも、ユーザーがインターフェースを意識することなく、より自然で簡単に、正確な検索ができるよう、技術の研鑽に努めてまいります。
※ 本対応は、日本語で、検索エリアが日本の場合のみご利用になれます。
■「NAVITIME for Slack」利用方法
SlackのAppディレクトリから「NAVITIME for Slack」をダウンロードしてください。
・SlackのAppディレクトリ:https://slack.com/intl/ja-jp/apps
■「NAVITIME for Slack」関連プレスリリース
・2019年7月2日 ナビタイムジャパンがSlackとの連携を開始 ~Slack向け乗換検索アプリ「NAVITIME for Slack」~
・2020年2月12日 『NAVITIME for Slack』世界58エリアの乗換検索に対応。英語での検索も可能に。
・2020年5月26日 「NAVITIME for Slack」「Amazon Alexa」「Google アシスタント」向けに駅の混雑予報を提供開始
・2020年8月12日 『NAVITIME for Slack』乗換検索結果に「電車混雑予測」を表示、英語でも利用可能
「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの商標または登録商標です。
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