『NAVITIME 歩行者プロファイラー』を提供開始
2023年7月27日
株式会社ナビタイムジャパン
国内居住者の人流データ分析サービス
『NAVITIME 歩行者プロファイラー』を提供開始
~滞在・移動データを時間帯、季節別で閲覧可能。観光マーケティング、都市計画策定などを支援~
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、2023年7月27日(木)より、国内居住者の人流データ分析サービス『NAVITIME 歩行者プロファイラー』を提供開始いたします。
『NAVITIME 歩行者プロファイラー』は、ナビタイムジャパンが提供する歩数計・ウォーキングアプリ『ALKOO(あるこう) by NAVITIME』から利用者の同意を得て取得したGPSデータと属性アンケートを元に国内居住者の移動軌跡や滞在地点、時間帯、季節別の傾向などを簡単に比較、分析が行えるよう可視化したWeb分析システムです。まずは東京23区を対象エリアに提供を開始いたします。
分析機能としては、市区町村ごと、年/月別、平日休日別、時間帯別の時間軸でデータを抽出することができ、通過や滞在といった移動パターンで人流をヒートマップ分析することが可能です。加えて、任意のエリアを基点とした人流の傾向(どこから来てどこへ向かったかの動線)を確認することもできます。
また、人流データは月次で更新されるため常に最新の情報でご利用いただくことができます。
利用料金は固定料金プラン・月額払いとなっており、契約期間中は月次更新される最新の情報をご確認いただくことができます。
本サービスの提供を通じ、国内の動態データとしてご活用いただくことで、自治体・事業者様の観光戦略の検討やマーケティングの支援、立地適正化計画などの都市計画策定の支援、道路や地域公共交通の整備検討の支援ができたらと考えております。
今後も、より便利にご利用いただけるよう機能拡充を行い、更なるサービスの向上に努めてまいります。
※データは個人情報保護の観点から個人が特定できないように統計処理を行っております。
■分析事例
『NAVITIME 歩行者プロファイラー』の最新データで国内居住者の行動変化について分析を行いました。
四季の自然を堪能できる東京都新宿区の新宿御苑での行動変化に着目しました。
該当地域での2022年7月、11月、2023年3月、6月の滞在データを比較したところ、紅葉時期の11月と桜開花時期の3月では、他の時期と比較し園内での滞在が多い様子が確認できます。(図)
新宿御苑の公式サイトによると、毎年3月には春の特別開園、11月には菊花壇展および洋らん展が開催されており、各イベントへの来訪者が滞在データを増加させていることを示すデータになると考えられます。
(図)滞在データ分析(2022年7月、11月、2023年3月、6月の新宿御苑エリア内での滞在データを比較)
■『NAVITIME 歩行者プロファイラー』のご利用に関するお問い合わせ先
本サービスのお問い合わせは、下記『NAVITIME 歩行者プロファイラー』紹介サイトよりお問い合わせください。
https://data.navitime.co.jp/hokoshaprofiler/
■交通データ事業について
ナビタイムジャパンの交通データ事業では、道路交通や公共交通、国内観光や訪日外国人について、移動に関する各種ビッグデータを活用した分析を行っています。
(HP:https://data.navitime.co.jp/)
■関連プレスリリース
・訪日外国人動態分析システム「インバウンドプロファイラー」 を全面リニューアル
・ナビタイムジャパン、道路交通分析システム「道路プロファイラー」を全面リニューアル
※「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの登録商標です。
※その他、記載の会社名または商品名等は各社の商標または登録商標です。