ナビタイムジャパン、「タクシー乗り場のリアルタイム混雑可視化」の実証実験に技術協力
2024年11月19日
株式会社ナビタイムジャパン
ナビタイムジャパン
「タクシー乗り場のリアルタイム混雑可視化」の実証実験に技術協力
~『NAVITIME』にて混雑状況を提供し、快適なタクシー移動と乗り場の混雑緩和に貢献~
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:喜㔟 陽一、本社:東京都渋谷区)が設立した「WaaS共創コンソーシアム」が実施する、「タクシー乗り場のリアルタイム混雑可視化」の実証実験に技術協力し、2024年11月下旬から2024年12月27日(金)まで、総合ナビゲーションアプリ『NAVITIME』にて、タクシー乗り場の混雑状況の提供を開始します。
本実証実験は、利用者の目的地までの行動計画の変化及びタクシー乗り場の混雑緩和の検証を目的とし、東京駅八重洲口、東京駅丸の内北口、新橋駅汐留口、品川駅港南口のタクシー乗り場付近にカメラを設置し、混雑データを取得・解析し、『NAVITIME』上でリアルタイムな混雑状況を提供します。
ナビタイムジャパンは、カメラから取得するデータを受領し、これまでも電車やバス、駅の混雑を可視化し、混雑緩和に向けた取り組みで培ってきたノウハウを活かし、ユーザーの皆さまが一目で混雑状況を把握できるよう、乗り場の混雑度を4段階のアイコンで表示し、待ち人数や予想待ち時間をルート検索結果やタクシー乗り場の地点情報で提示します。
■タクシー乗り場の混雑状況の確認方法
『NAVITIME』でのルート検索において、目的地が対象駅やタクシーを含むルート検索の場合、ルート検索結果上に「タクシー乗り場の混雑状況」ボタンを表示し、タップすることでリアルタイムな混雑状況をご確認いただけます。また対象の駅やタクシー乗り場の地点情報からも同様に混雑具合をご確認いただけます。
東京駅は対象のタクシー乗り場が2か所(八重洲口、丸の内北口)ありますが、どちらの乗り場が空いているかを一目で比較できたり、経路探索技術を用いて駅からタクシー乗り場のまでの移動時間や目的地までの道路の渋滞状況※1を考慮し、どちらの乗り場からタクシーに乗るほうが目的地に早く到着するかを提案します。
今回の取り組みによって、対象駅からタクシーに乗車したいユーザーの方々が、事前に混雑状況を把握できることでより計画的に移動することができ、また東京駅では空いているタクシー乗り場や目的地まで早く着くルートを選択できるので意思決定の一助としてご利用いただけます。
ナビタイムジャパンでは、ユーザーの皆さまの快適かつスムーズなタクシー移動をサポートし、更には分散を促すことでタクシー乗り場の混雑緩和や平準化に貢献できればと思います。
※1 『NAVITIME』アプリのルート検索設定にて「渋滞・規制考慮」がオンの場合、交通状況を考慮します。
■「WaaS共創コンソーシアム」について
「WaaS共創コンソーシアム」は、Well-beingな社会の実現に向けて、移動×空間価値の向上をめざすコンソーシアムです。
▶紹介ページ
■実証実験について
本実証実験は、二次交通の交通結節点である駅でのタクシー乗り換えをスムーズに行い、シームレスな移動を実現すると共に、密を避けて安全・安心に駅を利用したいというニーズに着目し、駅前タクシー乗り場における「混雑情報提供」を実施します。
・実施場所:東京駅八重洲口、東京駅丸の内北口、新橋駅汐留口、品川駅港南口のタクシー乗り場(4か所)
※新橋駅汐留口は、深夜時間帯を除いての混雑情報の提供となります。
<関連プレスリリース>
▶2024年11月19日「タクシー乗り場のリアルタイム混雑可視化」実証を実施
■「NAVITIME」について
徒歩、電車、バス、自転車、飛行機、車(タクシー)などの様々な移動手段を組み合わせたドアtoドアのルートを案内します。その日、その時、その人に合った最適な移動をサポートする、トータルナビゲーションアプリです。
▶iOS
▶Android OS
▶サービス紹介サイト
■ナビタイムジャパンの混雑緩和に関する取り組み
ナビタイムジャパンでは、2016年に「電車混雑予測」を大幅リニューアルし、ルート検索結果画面や時刻表画面において、電車ごとの混雑度をアイコンで表示したり、2017年には、世界初※となる「電車混雑回避ルート」や、「車両別混雑度表示」機能などを提供し、またバスや駅の混雑可視化に対応してきました。今回ナビタイムジャパンで初めてタクシー乗り場の混雑情報を提示し、タクシー乗り場の混雑緩和や平準化に貢献できればと思います。今後も、混雑の見える化や快適な移動をサポートする機能を提供することで、日本の混雑緩和に貢献してまいります。
※ ナビゲーションアプリとして世界初。2017年3月16日時点。ナビタイムジャパン調べ。
▶「電車混雑予測」について
<関連プレスリリース>
▶2016年4月19日「電車混雑予測」を大幅リニューアル!ルート検索結果に混雑アイコンを表示、空いている電車を選べるように
▶2017年3月16日『auナビウォーク』 『NAVITIME』世界初!「電車混雑回避ルート」を提供開始
▶2020年6月18日NAVITIME』にて「混雑エリアマップ」を提供開始
▶2021年5月20日ナビタイムジャパン、「バス混雑予測」を提供開始
▶2020年7月22日『NAVITIME』にて、「駅混雑予報」を提供開始
「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの商標または登録商標です。
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